年に1度の島々の祭典 アイランダー2014 

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今年で22回目を迎える、島々の祭典「アイランダー2014」が、
2014年11月22日(土)~23日(日)、池袋サンシャインで開催されました。
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昨年から、島出身の若者や島にかかわる個人や企業で組織する団体「島系の一員として、サブステージ運営にかかわっています。
アイランダーは、島々の人が一堂に会する貴重な機会。
都市部の方との交流ももちろん大切だけど、「同じ課題を抱える島同士で語り合いたい。」「アイランダーに来たくても来れない人に会場の様子を伝えたい」
そんな島の方の声をきっかけに、5年前から有志が勝手に会場の片隅で島々交流会をはじめたことが、アイランダー公式プログラムとなったものです。

サブステージは「横島ビーチ」と名付け、しま体操やトークイベント、音楽ラ
イブなど約18のプログラムを2日間にわたり披露しました。
トークイベントのテーマは、島の方の関心事を関係者で何度も話し合って絞込んだもの。
今年のテーマは、「今はやりの島コン、その実情は?」、「島出身者は何ができる?」、「若者よ島へ行け!」など、島と島外の人とのかかわりが中心となっており、立ち見も出るほどの盛況ぶりでした。

私が今回進行を担当した「若者よ島へ行け!」は、実は、昨年度のトークイベントで、学生が島での研究成果の発表後、島の方からの学生が島に研究に来ることに対する問題点が強く指摘されたことを受けたものでもありました.
島を知る人を増やしたい、若者の価値観を島で変えたい、でもそのためには、若者と島との良い関係を築かなければ夢物語にしかならない、受け入れる島の人も・島に行く学生も・島と学生をつなぐ人もみんながやってよかったと思う、そんなしくみを作っていきたいと企画したものです。
今回は、慶應義塾大学SFCの長谷部葉研究室が取り組んでいる口永良部島でのプロジェクトや、島と学生をインターンシップでつなぐ島キャンとつながりをもてたことから、かなり具体的な議論を交わすことができました。そして、沖永良部島からは、このトークイベントのために駆けつけてくれた職員も!

口永良部島プロジェクトでは、学生を受け入れ指導している地元の方が学生との試行錯誤の関係のなかで生み出したという「交流居住」という言葉をいただきました。
135人という人口で、学校のイベントや地域の行事を存続させるためには、短期でもいいから、島民になって加勢してもらいたい。移住定住に期待しないわけではないが、そんな悠長なことはいっていられないということでしょう。この言葉は、これからの島・人口減少社会のキーワードになっていくと思いました。
何も知らない頭でっかちの宇宙人のような学生が島に乗り込んだことで、島の人たちが島の将来ことをあらためて考えるようになったといいます。
学生は、自分たちが生まれ育ったなかで身につけてきたことがひとつも通用しなかったことにショックを受け、自分を成長させる場として島を捉えるようになったといいます。
ある学生は、これまで叱られたことがなかったが、島の人みんなが自分のことを叱ってくれることが「自分にとっての喜び」といいます。
ある学生は、島が日本を変える!とお酒も入っていないのに、涙して吠えました。
新たな島の役割がみえてきたように思いました。

島キャン生や島キャン受け入れ側の意見交換では、受け入れ側と学生との目的意識のギャップをなくしていくことが継続のための課題であることが指摘されました。
来年のアイランダーでは、今回の取り組みのその後を追っていきたいと思っています。

「人は知らないものを大切にしたいとは思わない。」
「若者の価値観を変えなければ日本は変わらない。」
このふたつのことを常に意識しながら「若者よ島へ行け!」継続したいと思います。
※そんな、トークイベントの模様はコチラからご覧いただけます。

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各島ブース
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ゆるキャラ大集合
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奄美群島ブースでの移住相談
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小笠原、新島のコラボフェス。
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こんなおしゃれなブースも登場!
ひとつひとつの商品には島からのメッセージがこめられています(伊是名島/島の元気研究所)