龍郷町の集落めぐり-嘉渡

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事務所のある龍郷町の中心地までは、奄美空港から車で約20分。
龍郷町内にある一番遠い秋名(あきな)集落でも、車で約40分と、車があれば比較的アクセスしやすい場所です。
龍郷町に事務所を構えて1年近くになりますが、集落をめぐったことがなかったのでドライブがてら集落めぐりをすることにしました。
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今日は、町内でも人口減少や高齢化が進む荒波(あらば)地区の集落を1時間程度でまわってきました。
"荒波"その名のとおり波が荒い場所。
東シナ海に面するこの地区は、冬場になると日本海のように海が荒れ、気温も10度を下回ることも珍しくないそうです。

円のお隣、嘉渡(かど)。
人口は約230人、160世帯。高齢化率はなんと62%とダントツに高い集落です。(平成27年度)
老人ホームもあれば、
嘉渡集落の県道景観
嘉渡集落の県道沿いの景観、遠くに老人ホームが見える
中学校(現在全校生徒は19名)もある。
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簡易郵便局もあり
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カトリック教会もある。
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自販機があるから多分商店だと思われる。
嘉渡にある商店らしき建物


公民館の前には土俵があり、
なんと、本場奄美大島紬の織工の養成所もありました。
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実はここ嘉渡は、大島紬の図柄で最も有名な「龍郷柄」発祥の地だったようです。
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織工養成所では、島内でも耳にすることが少なくなった機織りの音が響いています。
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糸繰りの現場も初めて目にしました。
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嘉渡(かど)という地名の由来は、「良い(嘉)港で、大海に通じる(渡)」とも言われていて、大昔からさまざまな船が出入りし、活気に満ちた集落だったようです。
また、「嘉渡は角(つの)立て」とも言われ、議論を尽くして最後まで言い争うが、一度決まったことには一致団結して邁進する気風のシマだと言われているようです。
(参考:龍郷町HP)

嘉渡は県道から海側に広く宅地が広がり、とても雰囲気の明るい地域。
炎天下で集落全体をくまなく歩くには、ちときついので、県道沿いをぶらっと歩いていると、
なんと、かき氷屋を発見。
「得田農園」という看板がプレハブ小屋にかかっています。
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聞くところによると、区長さんがはじめたお店で、
マンゴー、パッション、ドラゴンフルーツなどの南国フルーツを贅沢にのせたかき氷で、知る人ぞ知るかき氷屋のようです。

今日は休みのようでした(残念)

嘉渡は、立ち止まって覗き込みたくなる場所にあふれ、好奇心をくすぐられる集落なのでした。

また、時間ができたらゆっくりめぐってみようと思います。