伊仙町面縄小中学校から学生たちに思わぬオファー

  • 投稿日:
  • by

今年6月からりえらぼ自主事業として、芝浦工業大学の建築工学科の佐藤宏亮ゼミと連携し、
徳之島のゲストハウス「あむとぅ」の魅力アップ大作戦を実施中です。
2015-11-04 12.44.13 (1).jpg

徳之島南部にある伊仙町検福(けんぷく)集落にあるこのゲストハウスは、
移住をしたいと考えている人に島暮らしを体験してもらおうと、地元NPOいせん1・1が開設・運営しているもの。

魅力アップ大作戦がスタートした5月から、学生たちがゲストハウスを拠点に集落に出入りするようになったところ、
近くに住む子供たちが、ゲストハウスに遊びに来てくれるようになりました。
ゲストハウスのすぐそばには広場があり、夕方になると学生とたちも野球のメンバーとして駆り出されます。
元気な子供たち.jpg

そんなとき、地元の面縄小学校、中学校から思わぬオファーが飛び込んできました。
大学が立地していない島の子どもたちにとって、大学生の年代とは全く接点がなく、また、大学という存在を気にすることなく育つ子もいます。
面縄中学校長からは、生徒の夢を広げるための授業を行って欲しい、との依頼を受けました。

学生たちは、卒業論文の合間をぬい、毎日議論を重ねながら、45分間の授業でどうやって建築の楽しさを学んでもらうかを考え、資料を完成させました。
授業当日、緊張しながらも45分をなんとか終えた学生たち。
面縄中で授業1.jpg

面縄中で授業3.jpg

校長先生からは、「子供たちの目が輝いていた。是非、この子供たちと毎年顔を合わせて、授業をやって欲しい。」と好評をいただきました。
自分たちにとっては建築を見直す良い機会になったとのこと。
双方の求めることがうまくマッチしたこの授業、今後は、大学の学部や学科の分野を広げながら取組の継続を考えて行きたいと思います。

面縄小学校長からは、地元の子どもたちと一緒にできる建築ワークショップを、との依頼です。
今回は、子どもたちとあむとぅの庭を作ることにしました。
まず、あむとぅの模型を学生がつくり、子どもたちが庭を考えます。
庭のテーマを考えて、いすや木などを並べていきます。
小学生WS7.jpg

小学生WS6.jpg

そして、実際に庭に木を植えていきます。
さすが島の子。大人たちが庭や畑をつくる現場を見ているようで、
学生よりもスコップの使い方は手馴れたもんでした。
小学生WS1.jpg

子どもたちの働きが予想以上に良く、1時間ほどで果物畑が完成。
植たのは、モンキーバナナ、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、エラブユリ。
3年程すると、立派に実をつけるようになるそうです。
あむとぅ果物畑.jpg

収穫、草刈りなど毎年2回は畑を見る意味もこめて来訪したいものです。

**********伊仙町は特殊出生率日本一**********
特殊出生率2.81と日本一の伊仙町。 ※全国1.41 2014年時点
4人以上の兄弟がいる子も珍しくありません。
検福も316人の人口のうち、19歳以下は71人(約23%) ※全国は18%