和泊青年団、空き家賃貸にこぎつける

奄美群島のひとつ沖永良部島(人口約1.4万人)。
羽田空港から飛行機を乗り継いで約3時間のところに位置するこの島で、
集落や青年団が中心となって、空き家活用による集落活性化に取組が進んでいます。
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そのひとつ、和泊(わどまり)集落は、約1600人が暮らす島の中心地。
でも、人口減少の波はじわりじわりと押し寄せ、賑やかだった商店街もシャッター通りと化しています。
そんななか、集落や商店街を盛り上げようと立ち上がったのが和泊青年団。
集落に若い人に住んで自分たちと一緒に集落を盛り上げて欲しい、
そんな思いで、空き家を自分たちの手できれいにして貸し出す取り組みにチャレンジしています。

スタートは昨年6月。
なぜ、空き家を活用するのか、から話し合いはスタート。
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それから、毎月数回集まって、誰にどうやって貸すか、トラブルがあったらどうするかなどについて議論を重ねてきました。
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夏の炎天下に、庭の伐採作業も行いました。
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運営には集落全体で取り組むことが決まり、団体名が「和泊ヤドカリ隊」決定。
青年団員がロゴマークも作成しました♪
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年末には島外に住む大家さんが来島し、一緒に荷物整理を行って、賃貸に向けた作業が一気に加速。
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wadomarikataduke12.jpg※和泊ヤドカリ隊サイトより転載
毎週少しずつ、荷物を運び出し、最終日はみぞれが降る中での片づけ完了となりました。
あとは、改修作業を残すのみです。
wadomarikataduke11.jpg※和泊ヤドカリ隊サイトより転載

そして、このたび入居者募集にこぎつけました。
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2016年3月以降の入居、島外在住者、ファミリー世帯優先、字のイベントに積極的に参加してくれる方が条件だそうです。
詳しい情報につきましては、ヤドカリ隊をご覧ください。

ここまでの道のり、約8か月。
最初は青年団員の約半数にあたる15名が話し合いに参加していましたが、集まるメンバーは徐々に減少。
一度話し合いを欠席してしまうと話しについていけず、参加しづらくなるという声もきかれました。
それでも、毎回5~6人が仕事終わりに集まり、地道に議論を続けた結果、入居者募集にこぎつけました。
話し合いから脱落した団員ですが、そのまま脱落の道かといえばそうでもなく、
草刈りや片づけなど参加機会ができたことで、
青年団に参加しやすくなったという声も聞かれました。

入居者が決まれば、よりリアルに運営を考えていかなくてはならなくなるでしょうから、これからもっとみんなの団結力が問われてきますね。

賃貸収入で稼いだお金で次の1棟!商店街の空き店舗解消へ!
青年団の野望はまだまだ続きます。

頑張れ、和泊青年団!
頑張れ、和泊ヤドカリ隊!